プロテインを飲むと太るのか不安な主婦へ
「プロテインって太るんじゃないの?」
これは30代〜40代の主婦の方から、とても多く聞かれる疑問です。
運動をしているわけでもなく、ジムに通っているわけでもない中で、健康や美容のためにプロテインを取り入れて、もし体重が増えたら…と思うと不安になりますよね。
結論からお伝えすると、プロテイン自体が直接太る原因になることはありません。
ただし、飲み方を間違えると太ってしまう可能性があるのも事実です。
この記事では、主婦の方が安心してプロテインを取り入れるために、太ると言われる理由と、太らないための現実的な飲み方について解説していきます。
プロテインで太ると言われる理由
カロリーオーバーになっている
プロテインも食品なので、当然カロリーがあります。
普段の食事量を変えずにプロテインを追加すると、摂取カロリーが増えてしまいます。
特に多いのが、
朝食を普通に食べたあとにプロテインを飲み、
間食もして、さらに夜にもプロテインを飲んでいるケースです。
このように「足し算」になっていると、プロテインが原因で太ったと感じやすくなります。
甘いプロテインを選んでいる
最近のプロテインはとても飲みやすく、チョコ味やバニラ味などデザート感覚の商品も多くあります。
しかし、こうしたタイプの中には糖質が多く含まれているものもあります。
「プロテインだから大丈夫」と思って飲み続けていると、実は間食以上のカロリーになっていることもあります。
飲むだけで痩せると思っている
プロテインを飲むだけで体重が落ちる、ということはありません。
プロテインはあくまで、たんぱく質を補うための食品です。
この点を誤解していると、「飲んでいるのに痩せない」「むしろ太った」という結果につながりやすくなります。
主婦が太らないためのプロテインの量とタイミング
量は1日1回で十分
運動をしていない主婦の場合、プロテインは1日1回で十分です。
たんぱく質量の目安は15〜20g程度を意識するとよいでしょう。
たくさん飲めば健康になるわけではなく、摂りすぎると余分なカロリーになってしまいます。
間食の置き換えが一番おすすめ
太らない飲み方として特におすすめなのが、間食の置き換えです。
クッキーや菓子パン、チョコレートなどのおやつをプロテインに置き換えるだけで、カロリーや糖質を抑えつつ、満足感を得ることができます。
夕方に甘いものが欲しくなりやすい主婦の方には、特に続けやすい方法です。
夜遅くのプロテインは注意
寝る直前にプロテインを飲むのはおすすめできません。
夜は活動量が少なく、エネルギーを消費しにくい時間帯だからです。
どうしても夜に飲みたい場合は、糖質の少ないタイプを選ぶ、夕食を軽めにするなどの工夫をすると安心です。
プロテインは太る飲み物ではない
プロテインは、正しく使えば太る原因にはなりません。
むしろ、間食が減り、食事のバランスが整いやすくなるというメリットもあります。
大切なのは、プロテインを「足す」のではなく、「何と置き換えるか」を考えることです。
忙しい毎日の中で完璧な食事管理は難しいものです。
そんなときのサポートとして、プロテインを上手に取り入れてみてください。
「プロテイン=太る」と決めつける前に、量とタイミングを見直すだけでも、結果は大きく変わります。

